記録
2024/12/17

よしば文悟と語らべ会 in 千木野町 まとめ

2024/12/13に千木野町公民館にて「よしば文悟と語らべ会」と題した、意見交換会を行いました。
会ではいろんな意見が飛び交い、私自身、会話を楽しみながら勉強させていただいた気持ちでいっぱいです。
そんな会の内容を音声分析し、AIで情報整理し、自分なりの意見を添えて、まとめ記事としました。
※写真を撮り忘れたので、イメージイラストをAIで生成しました

AIによる内容の分析

  1. 町内会長の選出と役割の課題:

    • 役員のなり手不足: 町内会長や役員の負担が大きく、なり手が少ないという問題が提起されています。
    • 役員手当の不公平感: 地域によって役員手当の金額や待遇に差があり、不満が生じています。
    • 選出方法の問題: 選挙による役員選出に対して、公平性や透明性に疑問が示されています。
    分析を受けて

    話のテーマとして提示したのは、「町の未来はどうあるべきか?」でした。
    「千木野町の未来?町内会の未来?これから先、町は続いたとしても町内会はどうなっている?」
    そんな私の疑問に対し、生の声を聴いてみたいという思いで用意したテーマです。
    そして、千木野町の皆さんから出された課題は、一つの町の問題だけに留まらず、ほかの町内にも同じことが言えるのでは、と感じました。
    町内会をまとめ役となる「町内会長」の仕事量を考えると適正年齢は定年後が望ましいが、その定年年齢の引き上げによって、なり手不足が深刻になっている現実がありました。
    町内会長を含め、役員の選出方法が現代の社会制度についていけてないという点から、新しい形の町内会・自治会のありかたについて我々は考えては実行を繰り返していく段階に来てるのだと感じました。

  2. 地域コミュニティの変化と課題:

    • 新旧住民の融合: 新しく移住してきた住民と昔からの住民との間で、意識や価値観の違いがあり、融合するために時間を要したとされています。
    • 伝統行事と地域活性化: 地域行事や地域の伝統を通じて、住民間の交流を深める重要性が語られています。
    分析を受けて

    上記の同テーマから出た課題です。
    苗代地区では、ほとんどの町内で 新しく移住してきた住民と昔からの住民のエリアが存在します。
    30年以上昔には田んぼばかりの地域だったわけですから、当たり前の話だと思います。
    それでも、多少の時間を要しながらも融合し、今のように人が多く住む人気のエリアになったわけですから、融合するためのなにか、正解のようなものがあったのだと想像できます。
    コンパクトシティが提唱されてから久しいですが、実行する段になって最も課題になるのが、この「融合」の部分であると考えると、千木野町をはじめ、苗代地区の成功例を正しく理解する必要があるのだと感じます。

  3. 市の未来と公共交通の改善:

    • イベントの開催と参加促進: 地域イベントの継続や参加者を増やすための工夫が求められています。
    • 公共交通の課題: 高齢者や移動手段のない人々のために、シャトルバスの運行やライドシェアの導入など、公共交通の改善策が議論されています。
    分析を受けて

    テーマが変わり「小松市の未来はどうあるべきか?町の未来から市の未来へどんな小松市であってほしい?」という内容について話し、このような課題が出ました。
    市民が参加できるようなイベントの開催に対し、自家用車で来ることを前提ではなく、来場するための移動まで考えてほしい。
    「小松基地航空祭」では用意されているような、シャトルバスの活用をイベントの主催者に考えてもらう、企画段階で提出させるようにしたらどうかという意見がありました。
    ビール関連のイベントがあっても、運転代行のような余分な出費が重なり、参加へのハードルが上がってしまう点は、地方ならではの課題と感じました。

  4. 高齢者福祉と社会参加:

    • 移動手段の確保: 高齢者の生活の質を向上させるために、公共交通の柔軟なルート再構築が必要とされています。
    • コミュニティの場の提供: 病院以外にも高齢者が集まれる場を提供し、社会参加を促進する提案がなされています。
    分析を受けて

    こちらは、公共交通についてさらに一歩踏み込み、移動手段のない高齢者向けの公共交通の在り方です。
    駅から遠い千木野町ならではの課題についても検討がなされました。
    11月に開催された「地域公共交通セミナー」で、「病院へのアクセスを確保するだけでなく、高齢者や若者が楽しめる場所をつくり、それらを公共交通でつなぐことが大切」という講義内容が紹介され、それを踏まえて今後の公共交通の方向性について議論が行われました。

  5. 駐在所の移転と治安維持:

    • 駐在所の新設要望: 人口増加地域における治安維持のため、駐在所の移転や新設が必要とされています。
    • 実現への課題: 県議会議員や警察当局への働きかけが必要であり、地域住民の連携が重要です。
    分析を受けて

    こちらは事前にGoogleフォームを利用して事前質問受けた内容について、話が展開されました。
    話し合ううちに、移転や新設という選択肢だけでなく、人口減少に合わせた駐在所や交番の在り方が話され、「減らす」という手段もあるのではないかという意見が出ました。
    その一方で、減らすことが必要になった時に、どうやったら治安を維持できるのか、監視カメラの設置や、警察による巡回の頻度などの見直しが必要になるのではないか、簡単には正解の出ない議論となってしまいました。
    都会のような押し込み強盗の被害は多くはないものの、地方には犯罪のトレンドも遅れてやってくることを考えると、治安維持については深い議論が必要だと感じました。

まとめ

AIによる総括

全体として、地域の現状と課題を住民が積極的に議論し、具体的な改善策を模索している様子がうかがえます。
特に、町内会長のなり手不足や公共交通の問題など、地域社会の持続可能性に関わる深刻な課題が浮き彫りになっています。
また、新旧住民の融合や高齢者福祉など、コミュニティの絆を強める取り組みの重要性が強調されています。
これらの議論を通じて、住民一人ひとりが地域の未来に関心を持ち、積極的に関与していく姿勢が示されています。

第2回目となった意見交換会でしたが、テーマからの話の広がり方が心地よく、自分自身、楽しみながら会話に参加できる内容になりました。
特に「町の未来はどうあるべきか?」については、自分も町内会に参加しているだけに、新しい形を模索する必要を感じています。
AIは「住民一人ひとりが地域の未来に関心を持ち」とまとめていますが、それが一番難しいわけで、そのための仕掛けをそれぞれの町内で考えるのか、それとも全国の成功例の集約して、正解に近いものを導入するのか。
全ての課題に通じるものですが、失敗してもいいから「まずはやってみましょう」の精神で行動に移すことができるような町であることが、今後のカギになりそうだと感じています。

本当に勉強になる会でした。
会に参加してくださった皆様、場を提供してくださった千木野町の皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。